今般、グローム・マネジメント株式会社は、秀傳醫療體系(台湾台中市、以下「秀傳医療グループ」)の医療ITの中核を担うOmniHealth Group, Inc. (台湾台北市) 及び、秀傳医療グループの日本における事業展開を担う SmartHealth Japan International, Inc. (東京都港区)の両社と、AI及びIOTを活用した医療分野におけるプロジェクトへの取り組みと、日本及びアジア諸国での市場開発に関して、『包括的提携契約』を締結しましたので、お知らせいたします。

当社においては、昨年のズイタン大学（ベトナム社会主義共和国・ダナン市）等との包括的提携契約に続く、グローバルな視点での医療・介護領域における提携の実現となります。

今回提携しました秀傳医療グループは、台湾全域に8病院、3,600床を擁する病院グループで、5,000名の医療職に加え、IT専門職200名体制の医療情報開発部門を保有しています。また、マザーボードのシェアで世界1位、スマートフォン(SIMフリー)で世界2位を誇るASUS社と‟ASUS Life”を合弁設立するなどAI/IoTを用いたスマートヘルス分野への研究開発を拡大しています。

同グループでは、X線写真やマンモグラフィー画像をAI読影するシステムを独自に開発、既に実用化に成功し、ガンの超早期発見が可能となっており、当社の提携先医療施設においても、近日中に試験導入を実施予定です。

本提携を通じて、日本の医療の発展だけではなく東南アジアを始め急速に高齢化を迎える海外諸国に対し、日本のヘルスケアシステムを輸出し社会貢献すると共に、事業展開して参ります。

以上